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庁舎整備事業市民説明会

 飯田市は11日、庁舎整備事業の基本設計の方針(案)について市民説明会を市役所で2回開いた。あいにくの降雪の中、午前9人、午後11人の計20人が出席。基本設計を進めるにあたり、設計の基本的な考え方となる建物の配置と平面的な利用に関する計画を中心とする基本設計の方針(案)を説明し、出席者の要望意見を聞いた。説明会はこの日だけだが、市民から意見を募集するため、パブリックコメントを25日まで実施している。

 説明会では、出席者から「新庁舎と現庁舎の配置計画で重要なことは軸線。旧大久保小学校の通学路や愛宕神社の参道として機能してきた市道は歴史的にも景観的にも強力な軸線となるが、西側の敷地が3メートルぐらい食い込んできており、今の見通しが確保できなくなる。新庁舎と現庁舎の間隔12メートルは、強力な軸線からするとちょっと狭い。市道の付け替えにより、現在の市道は歩行者道路となるが、幅員(3メートル)がもう少しほしい」という要望意見が出た。

 市側は「方針案として示したのは配置計画でなく、設計する前のゾーニング。これから用地を取得するので、地権者に時間的迷惑をかけたくない。12メートルの根拠は特にない。道に掛からなくても済むなら間隔を広げてもいいが、そうすると収まらないので、4階建てにならざるを得ない。仕方なくぎりぎりまでとると12メートルが限界であることを示している。これから設計する中で、補償物件が早く移転できれば広げられる」と説明した。

 新庁舎の執務棟と議会防災棟を離していることについても質問が出た。市側は「窓口サービス関連のホールが広く、建物の強度を確保するため、構造を別にしたい。排煙設備の整備か一定の窓が必要だが、建物を引っ付けると窓が取れる面積が減る。費用面、生活環境面、避難路確保のために離している」と答えた。

 林業団体の関係者は「現庁舎の改修も含め、内装に木材をできるだけ利用してほしい。不燃材もある」と要望。市側は「大規模な建物には、いざ火事が起きた時に火が回らないよう、燃えるもので仕上げてはならないという内装制限がある。ただ、使っていい部分もあり、国でも内装制限を少し緩和している。どういう格好なら使えるか研究している。できる限り使えるところは使うよう努力する」と述べた。

 昨年、低層の建物を要望したNPOの関係者は「要望が反映されている」と評価。同じくりんご庁舎から新庁舎への窓口移転などを要望した身障協の関係者は「駐車場に車イス用のスペースと、車イスを利用しなくても使えるスペース」の確保を求めた。消防団関係者は「消防団係の機能を本庁へ移すのか」と質問。市側は「今後、協議していきたい」とした。

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