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伊賀良小で空間放射線量測定「全く問題がない」

 県教育委員会は14、15の両日、県内の公立10小学校の校庭で空間放射線量を測定した。飯田下伊那地域は14日夕に伊賀良小学校(飯田市北方)で行い、計測値は「健康に全く問題がないレベル」(担当職員)だった。結果の詳細は16日に県ホームページで公表される。

 東京電力の福島第一原発事故に伴い、県内の保護者などから「大丈夫なのか」などの問い合わせが県教委に寄せられることを受け、県内10広域圏ごとに最も児童数の多い小学校を対象に行った。

 全校児童数1010人の伊賀良小では14日午後5時ごろから、県教委保健厚生課の職員2人が計測。文部科学省が福島県に示した基準や児童の身長を考慮し、校庭の地面から1メートル、同50センチの高さと地表の計3地点で30秒ごと5回ずつ測り、平均値を算出した。

 計測された放射線量の大半は1時間当たり0・07マイクロシーベルト。同課保健・安全係の大槻直樹係長(48)は「児童生徒の被ばく量を年間1ミリシーベルト以内にするとの文科省の目標値と照らし合わても、全く心配がないレベル」と強調した。

 同校の校庭はラグビーやサッカーなど地域のクラブ活動にも活用されている。測定作業を見守った同校の佐々木俊昭教頭は「これまでに保護者の方々から不安の声は寄せられていないが、きちんとした測定の結果、安全性が数値で裏付けられる意義は大きい」と話していた。

 大槻係長は原発事故の収束に至っていない現状を踏まえ「学校での測定はこれまで一度もなかった。今回の各地点での測定結果が今後の尺度にもなる」と指摘した。

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