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下伊那教育会が「まとめの会」~どの子も高まる学び合いを~

 下伊那教育会(林久人会長)は「全郡教科等研究まとめの会」を9日、飯田市鼎文化センターで開いた。飯田下伊那地域の教職員ら約400人が参加。委員会や学校における実践活動の発表と講演を行い、子どもたち一人一人が高まる学び合いの実現について考えた。

 下伊那教育会では1969年から全郡で共通テーマを決め、17の教科等研究委員会を組織し、子どもたちの学ぶ意欲や学力向上を願い、実証授業を通しながら研究を積み重ねてきた。まとめの会では、各委員会や学校での取り組みにおける事例発表や協議、情報交換を行い、小中学校での日頃の授業の充実を図っている。

 昨年度からは「どの子も高まる学び合いの実現」をテーマに、子どもたち一人一人が日々の授業実践を通して、学び合いの主役として生き生きと活動する姿を追い求めて研究。今回のまとめの会では、国語科と図工・美術科、外国語活動の委員会と高森町立高森南小学校が、研究成果の発表を実施した。

 国語科委員会は、高齢者のために教科書教材の民話を紙芝居として制作する活動を通して、読み取りの力を高めていった子どもたちの姿から、単元を貫く言語活動のあり方について発表。図工・美術科は、子どもたちが高まりを実感できる図工での評価の方法をテーマに。外国語活動では、その子らしさが生かされる授業づくりや評価活動、表現スキルについて報告した。

 高森南小は、栄養学習や地域住民からの料理指導を通して、それぞれが生活を振り返りながら自ら考えて食事を選ぶ力を身に付けていく食育の取り組みを紹介した。

 続いて前飯田市教育長・冨田泰啓さんが講演。飯伊の各学校で行われている授業での教師の実践などを紹介しながら、子どもたちを学びの主役とした授業の実現について語った。

 下伊那教育会での実践研究活動を通して、個々の教科や領域を超えた総合的、客観的な授業観の見直しの必要性を強調。「実践を振り返るとともに、実践記録を教師が互いに話し合うことで広い視野が得られる」とした。

 同時に、教師目線を超えた子どもの立場からの見直しも必要として「学校では子どもが脇役に追いやられがちだが、学びの主人公は子ども。どの子も高まる学び合いの実現を考えていかなければならない」と話していた。

社説:財務省不信 組織のあり方ただすべき : 京都新聞
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