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天龍中で食育プロジェクト 生産者と「ていざなす」給食

 天龍村の特産品で県の信州伝統野菜に認定されている「ていざなす」を食し、地域の恵みに感謝する「天龍食育プロジェクト」が21日、平岡の同村立天龍中学校(田本忍校長)であった。生徒たちは生産者と一緒に昼食で囲み、ナスの概要や生産状況などを聞きながら思いを深めた。

 村の特産品に目を向け、地域の生産者に感謝する気持ちを養ってもらおうと、学校が初めて企画。これまでも給食の食材として取り扱ってきたが、今回はていざなす生産者組合(秦正組合長)が協力し、実際の生産者と給食を共にした。

 この日のメニューは魅力の「果肉の柔らかさ」や「甘み」を満喫できる「ていざなすのミートグラタン」。3学年計3学級の各教室に生産者一人ずつが入り、交流しながら味わった。

 1学年の教室では、長島の生産者(78)が説明。取れたてのていざなすを持ち寄り、重さを当てるクイズなども出した。

 「ていざなすについて理解を深めてもらえる機会を設けてくれたことに感謝。地元の子どもたちに興味を持ってもらえたら何よりの励みになる」と話した。

 口にした中学生たちは「甘みがある」「おいしい」などと口々に感想を語っていた。

 同組合は25日頃からていざなすの出荷を始める予定。ことしは18戸の生産者が前年を4000本上回る2万2000本の出荷を目指している。

 ていざなすは長さ25センチ、重さ450グラムを超える巨大ナス。1887(明治20)年ごろ、東京の種苗店から種を取り寄せて栽培を始めた神原地区の田井澤久吉さんの名にちなんだもので、元々は「たいざわなす」と呼ばれていた。

 この日は、天龍小学校でも同様の取り組みが行われた。

  
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