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飯田風越高でOGによる食文化特別講座

 飯田風越高校で18日、卒業生による食文化の特別講座があり、阿智村清内路にドイツパンの店「ベーカリー&カフェ・アントン」をことし4月にオープンさせた櫻井こずえさんが、パンを中心としたドイツの食文化について後輩28人に語った。

 櫻井さんは製菓製パン専門学校を卒業後に国内のパン店で3年働いてから、本場のパン作りを学ぼうと渡独。2年間修業して帰国し、子どものころから愛読してきたドイツ人絵本作家の童話をモチーフにした店を郷里に開いた。

 特別講座は卒業生から生きた情報を得ようと企画し、櫻井さんはドイツには大小合わせて1500種類以上のパンがあること、小麦粉とライ麦の割合によって名前が変わり、法律で定められていることなどを紹介。マイスター制度にも触れた。

 日本のパンが白くて柔らかいものが多いのに対し、ドイツのパンは「どっしりと重く、食事に合うようシンプルな味付けのものが多い」といった説明を聞いてから、店で焼いたライ麦パンを試食した生徒たちは「独特の風味があっておいしい」と話していた。

 日本との違いに興味を示した生徒たちは、渡独時の心境や準備、ドイツを選んだ理由などを積極的に質問した。

 「驚いたことは?」という質問に櫻井さんは難民の多さを挙げ、「国は難民を受け入れるが、言葉の問題などで働き口は少なく、条件も悪い」と滞在時の印象を語った。

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