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湖南市長選4選めざす谷畑英吾氏をインタビュー

=「みらい公園湖南」まちづくりの拠点に 新庁舎に行政サービスを集約=

4選への抱負を語る谷畑氏

 十月九日告示、十六日投開票の湖南市長選には、今のところ、四選をめざす現職の谷畑英吾氏(50)のほか、立候補の表明はない。そこで本紙は、谷畑氏に四選への抱負を聞いた。敬称略。【高山周治】

 ――三期十二年でとくに力を入れたことは。
 谷畑
 旧の甲西、石部両町の合併で誕生した湖南市が、ようやく一つのまちとしてまとまった力を出せるようになった。
 例えば、当初は道路渋滞に悩まされたが、国道1号バイパスが今春開通したのをはじめ、市内の幹線道路や石部大橋などの橋を整備した。また学校現場は荒れていたが、地域が学校を支援するコミュニティスクールを設けたり、東京学芸大学と連携した市独自の教員研修を創設した結果、落ち着きを取り戻した。

 ――四選の抱負は。
 谷畑
 人口減少時代に入る中、横並びの地域間競争でなく、まちの潜在力を最大限に引き出し、オンリーワンを目指す。具体的には、高速道路や国道1号バイパスを生かした二つの施策を掲げている。
 一つは、国道1号バイパス沿いの大型商業施設(同市岩根)の隣接地に農産物直売や特産品開発、農家レストランなどを備えた「みらい公園湖南」を十月にオープンさせ、農林業だけでなく、市内工業製品のショールーム化、観光振興の拠点とする。
 もう一つは、輸出入貨物の物流を効率化することで、コストの削減や納期を短縮する「内陸型国際総合物流ターミナル」の実現に努めたい。

 ――市庁舎の整備構想については。
 谷畑
 防災拠点としても重要だ。事業費のうち七割を国が負担する合併特例債(期限は平成三十一年度まで)を使って、新庁舎を現在の東庁舎(同市中央)隣接地に整備する。
 新庁舎は、災害時の対策本部となるよう耐震性を確保するほか、借地にある市立図書館、市保健センターなどを集約し、行政サービスをワンストップで提供する。

 ――谷畑氏は、ユニークなまちづくりでも注目されているが。
 谷畑
 太陽光などの再生可能エネルギーは地域のものとして、県内初の新電力会社を設立した。売電先は、公共施設から始め、来年度は市内の企業、家庭へ広げたい。また、最近では女子高生の「おしゃれ」「かわいい」の感性からまちづくりのヒントをもらう「JK課」を設置した。
 これからのまちづくりは、今までやってきたことに捉われてはいけない。視点を一歩ずらせば、全く違った世界が開ける。そんな風に、面白くて元気が出て、ワクワクするまちづくりを心がけたい。


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