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児童生徒がアプリ開発

テーマを解決するためのアプリのアイデアを出し合う子どもたち

 2020年度から必修化される小学校でのプログラミング教育を受け、天龍小学校で1日、飯田OIDE長姫高校生が指導役となり、小中学生を対象にしたプログラミング講座があった。児童生徒はチームを組んで学校生活の“困りごと”を解決するためのアプリケーション開発に向けアイデアを出し合った。4日に成果を発表する。

 総務省のクラウド・地域人材活用型プログラミング教育実施モデル実証事業の一環。事業採択を受けた「アソビズム」(長野、本社・東京)が実施主体となり、県と県教委が連携を図ってプログラミング教育の普及を図る。

 具体的には、県内高校と高専生をメンター(指導者)として育成し、天龍小中などの「実証校」の児童や生徒にプログラミング指導を行って、論理的思考や問題解決能力を育むことを狙う。講座では子ども向けプログラミング言語「Scratch(スクラッチ)」を利用してアプリ開発までを一貫して行う。

 同高生徒たちは指導者としての事前練習も実施した。この日は同高生徒7人が参加を希望した天龍小中学校生9人と一緒になって3チームに分かれ、選んだテーマを解決するためのアイデアを出し合った。

 「冬場の階段や廊下が結露で滑りそうで怖い」を選んだチームは、発生した水を色や音で知らせるアプリに挑戦。結露した場所に近づくと音が鳴り、スマホをかざすと色が変化する―などさまざまなアイデアが飛び交った。

 中学2年の橋本虎汰郎さん(14)は「難しいけど、他の人のアイデアも聞くことができて楽しい。いいものができそう」と話し合いに積極的に参加した。指導役を務めた同高1年の熊谷希良さん(15)は「自分では思いつかないようなアイデアが出てきて面白い。チームプレーの大切など学ぶべき点が多い」と話した。

 天龍小中を皮切りに飯田下伊那では鼎、緑ケ丘中学校でも講座を開く。県内ではほかに長野高専がメンターを務め信濃小中学校で開き、最後は各実証校をテレビ会議でつなぎ、学校ごと成果を発表し合う予定だ。

  
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