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夏の夜彩る光の共演 天竜川で「市田灯籠流し」 高森町

夜空を彩る市田灯籠流し

 高森町下市田の天竜川で18日夜、伊那谷に晩夏の訪れを告げる伝統の風物詩「市田灯籠流し」(町観光協会主催)があった。約3000発の花火が夜空を焦がすと見物客から大きな歓声が上がり、川面には250基の幻想的な灯籠の光がゆらゆらと流れた。

 水難事故で亡くなった人をしのんで大正時代に始まったとされ、94回目。

 午後6時半すぎ、天竜川に架かる明神橋のたもとで僧侶が読経する中、火がともされた灯籠は岸から1基ずつ静かに送り出された。

 灯籠は地元出砂原(ださら)自治会の手作りで、新盆を迎えた家では故人の戒名を記した和紙を貼った。高森中学校美術部の生徒が手掛け、町のゆるキャラなどを描いたユニークな作品も流された。

 午後7時、花火の打ち上げが始まると祭りは最高潮に。尺玉やスターマインが次々に打ち上げられ、両岸を埋めた多くの見物客は晩夏の風情を味わった。

 明神橋周辺には多くの出店が軒を連ね、浴衣姿の家族連れなどが晩夏のイベントを楽しむ姿も見られた。

 花火の打ち上げを前に、駅前広場では和太鼓グループが日頃の練習の成果を披露。子供のちょうちん行列やみこしもあり、にぎわいを見せた。

 下市田6区・出砂原自治会長の木下富由さん(66)は「地域の協力があってこその祭りであり、伝統ある手作りの祭りを今後も皆さんの協力で盛り上げていきたい」と話していた。

米軍ヘリ窓落下に抗議集会 「安心な空」願い600人 : 京都新聞
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