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特別支援学級 学習発表会

=近江八幡の小中学校16校「その子らしく」生きる=

ダンスを発表する子どもたち(男女共同参画センターで)

 【近江八幡】 近江八幡市特別支援教育研究会は22日、2017年度近江八幡市小中学校特別支援学級学習発表会を県立男女共同参画センターで開催した。
 同学習発表会は、市内の小中学校の特別支援学級に通う子どもたちが日頃の学習の成果を発表するもので、保護者や地域ボランティアの人たちとの交流を図り、発表を通して障がいをもった子どもたちに自信をつけてもらおうと、特別支援学級の担任教諭らでつくる同研究会が毎年開いており今年で38回目となる。
 市内12の小学校と4中学校から約200人の児童や生徒が出場し、ダンスや寸劇、和太鼓の演奏、演武など多彩な学習の成果を披露した。
 特別支援学級における教育は、平成19年4月学校基本法の一部改正により、従来の特殊教育が対象としていた障がいだけでなく、知的遅れのない発達障がいも含めて特別な支援を必要とする子どもが在籍する全ての学校において実施されている。
 同学習発表会は、特別支援学級数の増加に伴い発表時間も制約されたが半日中に終わらせるため現在の形式が限界で、会場の規模の問題や中学生の高校入試との兼ね合いなどの課題はあるが、子どもにとって良い励みになるので続けている。
 現在の特別支援教育は、保護者の心理的バリアやハードルが低下し子どもにとって何が大事かを第一に考えるようになったことから対象となる子どもは増加しており、範囲も広がっている。特別支援学級では独自の教育も行われている一方、一般のクラスとの交流もはかられており一緒に教育を行う場面もある。
 同研究会の桐原東小の木場(こば)佐知子校長は「特別支援学級は、一般クラスに比べて個別指導が中心ではあるが、みんなで力を合わせて一つのものを作り上げる学習もできるので、社会性が得られ充実感を味わうことができ、次に頑張るという意欲が沸き子どもの学習にとっていい機会が経験できる。障がいに関係なくその子らしさが活かせる力をつけてあげて、将来的に社会に出た時『その子らしく』なってほしい。今何が必要かを見極めて教育しないといけない。日々模索しながら取り組んでいる」と話している。


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