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岡谷東部中美術部を指導 原田泰治さん

画家原田さん(右)から制作途中の風景画について指導を受ける生徒たち

諏訪市の原田泰治美術館に9日、岡谷市の岡谷東部中学校美術部の生徒38人が訪れた。生徒たちは持参した制作途中の絵画を画家原田泰治さんに見てもらい、直接指導を受けながら、風景画の表現方法などを学んだ。

同部は風景画の制作に取り組んでおり、作画技術や表現の多様性を勉強したいと同美術館に原田さんの指導を依頼。原田さんも快く承諾した。同美術館によると、中学校美術部の生徒が来館し、原田さんから直接指導を受けるのは珍しいという。

指導を受けたのは希望者15人の作品で、主に学校周辺の風景を描いている。校舎と共に色彩豊かな花や木々が描かれ、原田さんは「構図も良く、物語性が1枚の絵から伝わってくる」と講評した。「絵にはいろいろな表現方法がある。苦しまないで、楽しく描いていほしい」とエールを送った。

生徒たちは積極的に質問。「遠くにある山はどのように描いたらいいですか」の問いには「遠い山は薄く描くことで遠近感が生まれる」とアドバイスしていた。

美術部顧問の高橋伊智郎教諭は今後の生徒たちの制作活動について「自分らしい風景画ができれば」と期待していた。

1年の宮澤愛さん(12)は「いろいろアドバイスをいただいたので、これからの制作に生かし、いい作品に仕上げていきたい」と話していた。

指導を受けた風景画などは9月の同校文化祭で展示するという。