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近藤氏が東近江市で演説会

=知事選 国体施設見直し福祉充実=

県政刷新を訴える近藤氏(浜野会館)

 【東近江】 24日投開票の知事選に立候補している元滋賀大副学長で無所属新人の近藤学氏(68)=共産推薦=は19日夜、東近江市の浜野会館(八日市松尾町)で開かれた個人演説会で、「選挙戦の序盤、中盤で知名度は上がってきた。終盤は政策を明らかにしていきたい」と語り、「命と暮らしを大事にする仕事をさせてほしい」と支持を訴えた。

原発廃止、脱ダムの理念示す
ハコモノ中止で300億円捻出


 この中で近藤氏は「県政の中心となるのは理念」として、(1)平和、(2)原発、(3)ダム―の3本柱を掲げ、「県は平和都市宣言を行い、しっかりした考えを打ち出すべき」「福井県の原発銀座30キロ圏内に滋賀県は含まれており、立地県並みの脅威を抱えている。原発再稼働反対、原発廃止を出すべき」「脱ダムを宣言する」とそれぞれ訴えた。
 財政改革の進め方としては、大型ハコモノ公共事業の新設中止や2024年滋賀国体事業の見直しにより300億円の財源を捻出し、福祉・教育の充実に充てるとした。
 具体的な政策は、▽中学卒業までの医療費無料化、▽国保料の1人1万円引き下げ、▽特別支援学校建設、▽返済不要の奨学金制度創設、▽特別養護老人ホーム建設、▽小中学校の30人学級実現、▽最低賃金の引き上げ―など。
 一方で地域経済や農業への目配りも行い、とくに雇用については「AI(人工知能)の普及で今後多くの雇用が失われる。さらに製造業は中国、台湾に押されており、若者の雇用が確保できなくなる。対策は人づくりで、ロボットにできない教育、介護、芸術、文化を先端産業と結びつける投資を行う」と訴えた。
 また、応援弁士の杉本敏隆県議(共産県議団)は、県の国体整備費について「滋賀県は主会場となる陸上競技場(彦根市)を200億円で建設するのに対して、(今年の国体開催県)福井県は既存の競技場を20億円で改修した。また福井県の体育館は60億円だったが、滋賀県は94億円もかける。これは、(大津市内の)建設予定地が駅から遠い谷底にあるため、道路整備や造成費が必要なためだ」と膨張する国体予算を批判した。
 なお、知事選には無所属現職の三日月大造氏(47)が再選を目指して立候補している。


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