制服まとめ
土砂崩れで通行止め、渋滞続く 京都南部、鵜飼など休業 : 京都新聞
増水する宇治川で、屋形船をロープで係留する宇治川観光通船のスタッフ(宇治市宇治)
増水する宇治川で、屋形船をロープで係留する宇治川観光通船のスタッフ(宇治市宇治)

 京都府山城地域は6日も雨が降り続いた。ほとんどの学校が休校となり、住民の暮らしや仕事にも影響が及んだ。各地で土砂崩れや倒木が道路をふさぎ、通行止めや規制が行われている。雨で作業は遅れ、多くは復旧のめどが立っていない。

■道路

 城陽市奈島の国道307号では5日深夜、道路脇斜面が幅10メートル、高さ5メートル崩れ、東行き車線をふさいだ。片側交互通行の規制が続いた上、名神高速道路や京滋バイパスの通行止めの影響もあり、渋滞は京田辺市や宇治田原町にまで及んだ。

 宇治市宇治の府道大津南郷宇治線では6日午前9時ごろ、道路脇の斜面が幅30メートル、高さ30メートルにわたり崩れ、木約20本と土砂が道をふさいだ。平等院南門付近から滋賀県境まで通行止め。

 同市木幡の府道二尾木幡線は土砂崩れや倒木で平尾台-木幡松峠が通行止めに。炭山-西笠取の生活道路としても使われている谷山林道も倒木で不通。

 京田辺市打田から水取までの府道生駒井手線が、雨量規制値に達して通行止め。同市松井など道路4カ所で崩土があり、一時片側通行。同市高船では倒木で通行止め。

 木津川市の府道天理加茂木津線の大畑口バス停付近で路肩が崩れて電柱が傾き、片側通行。同市加茂町大野は土砂崩れで片側通行。

 宇治田原町では町内3カ所で土砂崩れが発生、町道の郷之口高尾線と郷之口末山線が通行止め。井手町と和束町を結ぶ府道和束井手線は規制雨量を超え、通行止めが続いた。

 精華町東畑の府道生駒精華線が土砂の流入で通行止め。笠置町の府道笠置山添線、同町飛鳥路地区へと続く潜没橋、和束町の府道木津信楽線の原山-湯船間、南山城村の府道上野南山城線も通行できなくなっている。

 木津川市山城町上狛~笠置町笠置の国道163号(同市加茂町の一部区域を除く)と、同国道と和束町を結ぶ区間の府道木津信楽線は通行止めになった。

■観光

 宇治川の増水で宇治川観光通船(宇治市宇治)は休業し、従業員たちは宇治橋上流に係留する屋形船や鵜舟をロープで固定したり、船内にたまった雨を排水したりと作業に追われた。

 「宇治川の鵜飼」は、開幕した1日を除いて行われていない。松坂善勝鵜匠(80)は「雨がやんでも琵琶湖の水位を下げるために放流は続く。今後2週間ほどは鵜飼の営業ができないかもしれない」と心配そうに語った。

 天ケ瀬ダムの放流量が増え、府立宇治公園は5日から立ち入り禁止に。JR奈良線の運休で平等院表参道は店の約半数が臨時休業し、観光客の姿はまばらだった。

 いつもはJR宇治駅などから平等院や三室戸寺へ人力車を引く滋賀短期大1年眞鍋圭人(けいと)さん(18)は「大阪府北部地震の日より観光客が少ない。今日は、街に何かあった場合のボランティアのつもりです」。

 京田辺市では酬恩庵一休寺など市内各所で展覧会「大京都2018in京田辺」が開幕予定(16日まで)だったが、7日までの中止を決めた。

 笠置町の木津川河川敷キャンプ場は、増水と、道路の一部が崩れて危険なため、閉鎖している。

豪雨避難所変更周知不足で批判 京都市「本庁も知らなかった」  : 京都新聞
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