制服まとめ
教室にエアコン 駒ケ根市が来年度整備へ

授業の合間に水分を補給する赤穂東小学校の児童ら。3階の教室にある気温計は34度を指していた=23日午後2時

駒ケ根市の杉本幸治市長は23日の定例会見で、来年度当初予算の編成に向け、市内の小中学校や公立の保育園、幼稚園の教室などにエアコンを整備する方向で検討を進める考えを示した。市教育委員会や現場などの意見を求め、適切な整備方法を探る方針。

温暖化などによる夏季の気温上昇を受け、市はこれまで、普通教室に扇風機を2台ずつ配備するなどして対応。記録的な暑さが続く今夏は、屋外活動について慎重に判断するよう通知を出すなどして暑さ対策を指示してきた。ただ、階数の高い教室では室温が35度になることもあるといい、エアコン設置の検討に踏み切った。

市や市教委によると、対象となるのは市内5小学校、2中学校、10の市立保育園・幼稚園の普通教室、特別教室など計約270室のうち、すでに設置済みの3歳未満児室、保健室、コンピューター室、一部職員室を除く約250室。すべての教室に整備した場合、設置費用は総額で3億円規模を見込んでいる。今後、教室の利用頻度や必要性について、関係者の意見を聞いて適切な整備方法を見極めていく。

杉本市長は「温暖化が進んでおり、扇風機では対応しきれない。財政状況や現場の意見を勘案しながら、当初予算に向けて検討したい」と述べた。