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ソフト案まとまる 岡谷市の学校づくりプラン

岡谷市教育委員会は、今年度に策定する「岡谷市魅力と活力ある学校づくり推進プラン」のソフト面の案をまとめた。地域資源を生かした独自の学習カリキュラム「岡谷スタンダードカリキュラム」を柱としたふるさと学習の推進や学力向上などの取り組みを掲げ、地域の将来を担う人づくりの実現を目指す考え。昨年度に取りまとめたハード整備版と合わせてプランを完成させる。

同プランは今後の少子化などを見据え、ハード、ソフト両面で教育環境の整備を計画的に進める目的で策定する。計画期間は2019~28年度の10年間とし、第5次岡谷市総合計画に合わせる。市教委は庁内組織の策定委、市民代表でつくる検討委を設置し、昨年度から策定作業を進めている。

学校教育スローガン「生き抜く力と創造力、知的好奇心溢れる心豊かなひとづくり」を目指し、(1)未来を切り拓く確かな学力の定着(2)地域に根ざしたふるさと学習の推進(3)自立と共生につながる豊かな心を育む教育活動の充実(4)笑顔で安心して学べる教育環境の整備―の四つを重点項目として掲げた。

具体的な施策では、旧岡谷小の統合を契機に構築した岡谷スタンダードカリキュラムを全市に広め、ものづくりのまちの特色を生かしたロボット製作やプログラミングなど体験学習の充実を図る。また、かつて製糸業で栄えた地域の歴史にちなんだ「カイコ学習」などを通じ、教科や領域をまたいだ横断的な活動を展開する。

学力向上に関する取り組みでは、新たに配置した主任指導主事(学力向上専門官)と学力向上アドバイザーを中心とした「チーム岡谷による学力向上推進事業」に基づき、学校への助言、指導を行う。グローバル社会に対応した外国語(英語)教育の充実やICT(情報通信技術)の活用なども掲げた。

市教委は特に重点とする取り組みとして岡谷スタンダードカリキュラムを改めて挙げたほか、図書館の活性化による読書活動・言語活動の充実や児童生徒の危機管理能力の育成強化に力を入れる考えも示した。

市教委はプランの案を検討委員や教育委員に提示し、意見を求めた。今後、これらの意見を踏まえて成案をまとめる予定だ。