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ものづくりの魅力に触れる 南箕輪でフェア

うちわをあおいで風を感知するパネルの色の変化を楽しむ子どもたち 南箕輪村の県南信工科短期大学校などで22日、ものづくりに関する教育や産業に親しんでもらうイベント「人材ふれあいフェア」が開かれた。3年目の今回は、製造業界と建設業界との連携が実現し内容を拡充。来場した多くの家族連れらが、事業所の活動紹介ブースやものづくり体験コーナーなどを回り、高度なものづくり技術を誇る南信地域の魅力に触れた。 同校や上伊那産業振興会、伊那商工会議所などが主催。同校を人材育成の拠点に据え、若者が地域で学び活躍する風土をはぐくむ狙い。新たに主催団体に加わった県建設業協会伊那支部の唐木和世支部長も「業界は若手人材が不足している。イベントを通して子どもたちに関心を持ってもらいたい」と期待を寄せた。 同校そばの伊那建設会館では、小型無人機(ドローン)やICT(情報通信技術)建設機械を展示し、革新的な技術の導入を進める同支部を紹介。ミニショベルを使いボール をすくう体験コーナーも用意し、子どもたちに操縦する楽しさを味わってもらった。 イベントの事前告知に注力したことが功を奏してか、今年の来場者は「前年の倍以上」と、関係者たちはうれしい悲鳴。とりわけ人気だったのが、ものづくり体験や科学実験のコーナー。ルビーや結晶の人工生成、空中を浮遊するコマの製作、超伝導に関する実験など多彩なメニューを用意。同校学生らが講師役になって活躍、子どもらの科学技術への好奇心を高めた。飯島中学校1年の高谷朝陽さん(13)は「たくさん学べて楽しかった。ものづくりへの関心が深まった」と喜んだ。 メイン会場では、南信地方の製造業者や建設業者、工業高校など約60社・団体がブースを出展。事業内容を分かりやすく伝えようと、製品模型などを展示した。風の強さを感知して色で表すパネル、飛行機の機体の精密加工部品などが並び、来場者は興味深そうに見入った。 大石修治校長は「建設業界が加わって一層濃い内容になり、うれしい限り。今後も連携していきたい」と話した。
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