制服まとめ
愛犬と子ども見守り、地震時も安全誘導 京都・東山の夫婦 : 京都新聞
愛犬を連れ、登校中の子どもたちを見守る加藤さん夫妻(京都市東山区)
愛犬を連れ、登校中の子どもたちを見守る加藤さん夫妻(京都市東山区)

 京都市東山区の東山泉小中学校の通学路で毎朝、子どもの見守り活動を続ける高齢夫婦がいる。愛犬を連れ、街頭に立ち続けて7年余り。6月に地震が発生した際には混乱する児童らを落ち着かせ、安全な場所に誘導した。2人は「見守りの重要性をあらためて確認できた」と振り返る。

 同区今熊野南日吉町で陶芸店「加藤如水陶画苑」を経営する加藤一世さん(70)と幸子さん(65)夫妻。地域の子どもが犯罪や交通事故に巻き込まれるのを防ごうと、2011年4月に始めた。活動中は愛犬の「アロア」と「カイ」の2頭が愛嬌(あいきょう)を振りまき、自然と子どもたちの輪ができる。加藤さん夫妻も大阪で暮らす幼い孫の姿と重ね、温かなまなざしを注ぐ。

 6月18日の通学時間帯に発生した大阪府北部地震では電線が上下に激しく揺れ、民家が音をたててきしんだ。子どもたちは「怖い」とおびえ、加藤さん夫妻に抱きついた。夫妻は「大丈夫だよ」と声を掛けるとともに、建物の倒壊による被害を避けるため、道路の中央付近に子どもたちを誘導し、揺れが収まるのを待った。

 加藤さんは「日ごろからあいさつを交わし、顔見知りになっていたので、子どもも自分たちを頼ってきてくれた。けが人が出なくてよかった。今後も、愛犬と一緒に見守り続けたい」と話した。

沖縄戦の闇に迫るドキュメンタリー映画 京都で29日上演 : 京都新聞
2018年記事一覧
2017年記事一覧
2016年記事一覧
2015年記事一覧
2014年記事一覧
2013年記事一覧
2012年記事一覧