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土石流や浸水、停電も 台風24号で各地被害

土石流に埋まり通行止めとなった県道=1日、富士見町境(鉢巻道路)

台風24号は9月30日から1日未明にかけて県内を通過し、諏訪地方でも強風や降雨による被害が発生した。富士見町では土石流が起こり、富士見高原ゴルフ場の一部と、県道富士見原茅野線(通称鉢巻道路)が土砂に埋まり、一時同県道は通行止めになった。茅野市、富士見町、原村の広い範囲では停電も発生し、1日夜まで完全復旧に至っていない。

長野地方気象台によると、諏訪の総雨量は降り始めの29日午前4時から1日午前11時までで102・0ミリ。1日の最大瞬間風速は諏訪で20・7メートルを記録した。原村では30日深夜に同23・3メートルを観測。

諏訪地方では茅野市上原小江川が溢水し、19戸の家屋や店舗が浸水被害に遭ったり、地域住民が近くの公民館に避難したりした。また、富士見町で小屋の屋根が飛ぶなど、強風の影響で倒木や農業用ハウスの倒壊が多数確認された。

中部電力諏訪営業所によると、30日午後7時25分ごろに茅野市、富士見町、原村の約2200戸で停電が発生した。その後、同エリアで停電戸数が広がり、1日午前0時ごろに最大で約1万9600戸が停電になった。倒木で電線が切れるなどしたことが原因だという。

JR東日本長野支社の発表では1日始発から正午ごろまでに首都圏と県内を結ぶ特急・普通列車が上下線合わせて31本運休した。

県教育委員会と県私学振興課によると、富士見高校と東海大諏訪高校が休校。茅野市内では13小中学校のうち7校で登校時間を2時間遅らせた。