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語り継ぐ、繰り返さない 泰阜村で戦没者と開拓犠牲者追悼式

戦没者開拓犠牲者追悼式で泰阜中生徒が校歌を捧げた

 泰阜村の戦没者と満蒙開拓犠牲者の追悼式が18日、同村平島田の平和宮であった。戦没者遺族や村民を中心に旧満州に1000人以上を送り出した泰阜分村開拓団の帰国者と遺族でつくる大八浪(ターパーラン)会から約50人が参列。泰阜中学校の全校生徒約40人も出席して校歌を斉唱し、871柱の御霊の冥福を祈るとともに平和への誓いを新たにした。

 泰阜村では戦時中、国策に従い1200人近い人々が中国三江省へ分村開拓に赴いた。日本の敗戦で苛酷な逃亡や寒さ、飢え、病気など想像を絶する収容所での生活で約600人が犠牲となった。

 平和宮には戦没者233人と開拓団の犠牲者638人が祭られている。

 追悼式で横前明村長は、集団的自衛権の行使容認などについて触れ「自衛隊の他国での活動が増えそうだが、戦争へとつながらないことを願うばかり」と強調。「村の発展と課題解決に向け、村民とともに一歩一歩取り組んでいく」と誓った。

 今年は9月に飯田日中友好協会と泰阜支部が分村跡地を訪問した。村遺族会の宮下利一会長(61)や大八浪会の中島利会長(83)は「戦争を知らない世代へ歴史を語り継ぐ決意。中学生の参列がありがたい」と語った。

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