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西堀榮三郎の功績偲ぶ 無線交信に挑戦

=ネパールの学校と交流 探検の殿堂 25・27日午後3時〜=

ネパール東北部カカニの丘の西堀榮三郎記念碑と訪問する学校(右上)

 【東近江】 西堀榮三郎記念探検の殿堂で25日と27日、ネパールと探検の殿堂をアマチュア無線で結ぶ交流イベントが行われる。
 国交のなかったネパールに単身で渡り、王族と親交を深めて登頂できるまでの特別な登山許可を得た西堀の交渉力により1956年、日本登山隊がヒマラヤ山脈のマナスル(8163m)初登頂に成功、17年後の73年には、ヤルンカン(8505m)総隊長として初登頂を成し遂げ、わが国の最高峰登山記録をつくるなど、登山家としても知られる西堀榮三郎(1903〜1989年)の偉業を偲ぶ。
 ヤルンカン初登頂で西堀は、日本とアマ無線交信で得た山の気象情報をベース基地から登はん隊に伝えるなど、苦難のヒマラヤ登山にアマ無線を世界で初めて活用し、その情報が初登頂の成功を導いた。
 イベントは、探検の殿堂で活動する無線倶楽部の有志が昨秋「E・Eネパールプロジェクト」を立ち上げ、準備を進めてきた。
 メンバー(12人)は23日、日本を発ち25日にマナスル登頂50周年を記念した「西堀榮三郎記念碑」が建立されているネパール東北部のカカニの丘を訪れ、碑近くの学校(生徒数550人)を訪問。生徒らが見守る中、アマ無線で探検の殿堂との交信に挑戦し、マナスルを遠望する西堀ゆかりの地で、西堀が取り組んだ日本とのアマ無線交信を約5千キロ離れた探検の殿堂との間で再現する。
 交信後には、学校近くにある記念碑や第一次南極観測越冬隊長など多彩な顔をもつ西堀の歴史紹介を通して生徒らと交流する。
 プロジェクトには、東近江ケーブルネットワークが同行取材。特別番組を制作し来年3月に探検の殿堂で試写会を開くことにしている。
 27日の交信は、メンバーがヒマラヤ山脈が間近に見えるポカラのサランコットの丘に移動し、アマ無線のほかネット回線でのテレビ通話で探検の殿堂と結び、ヒマラヤの美しい山々をライブ中継する。時間はいずれも午後3時から。無線通信は当日の電波状況により出来ないこともある。見学自由、事前申込み不要。
 探検の殿堂では、イベントに合わせ23日から来年3月31日までミニ企画展「マンガで分かる!西堀榮三郎ネパール編」を催す。問い合わせは探検の殿堂(0749―45―0011)へ。


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