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学校給食甲子園決勝へ 長谷共同調理場の献立

伊那谷の食材をふんだんに使った給食

伊那市の長谷小学校と長谷中学校の給食調理を担当する長谷学校給食共同調理場の職員が考案した献立が、第13回全国学校給食甲子園・決勝戦(12月8、9日、東京・女子栄養大学)に出場する。13日には大会と同じ献立を長谷中の生徒たちが給食で実食。さらなる味の磨き上げへ感想や意見を寄せた。

学校給食甲子園は、学校給食に地産地消や郷土の食文化の伝承などの要素を取り入れ、食育を考える目的でNPO法人21世紀構想研究会が2006年から実施。長谷共同調理場は初代王者に輝いている。今年は全国から1701点の献立が寄せられ、3回の書類選考を経て、決勝へ進む12校が決まった。長谷共同調理場は甲信越・北陸ブロック代表として出場する。

献立は「長谷の太陽の巻物」「雑穀せんべい汁」「旬野菜の彩りあえ」など5品。巻物は生徒が栽培した地域伝統野菜・内藤とうがらしで作ったラー油「長谷の太陽」を入れたきのこや野菜炒めを春巻きにした。せんべい汁は雑穀のアマランサスとモチキビのせんべいを、野菜たっぷりの汁に割り入れて食べるアイデア料理。野菜はほとんどが上伊那産で、中学生が育てた野菜も多いという。

献立を考えた原真理子栄養教諭は「初代優勝校としてプレッシャーもあるが、大会で長谷の素晴らしさや長谷中の特徴である地域との一体感を全国に伝えたい」と抱負を語った。実食した生徒たちは「中学生のアイデアも盛り込まれていて、長谷らしさが伝わる。優勝間違いなし」と太鼓判を押していた。

大会では原教諭と料理員の柿木美幸さんらが会場に出向き、審査員6人分を調理。学校の取り組みや献立の特徴を紹介する5分間のプレゼンも行う。