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【寄稿】竜王町長 西田 秀治

=自治刻刻 「子ども達の確かな学力は“学校・家庭・地域”三位一体の取組から」=

    西田氏

 今年の全国学力・学習状況調査の結果は、わが町の宝である子ども達の今の様子が伺え、2つの視点で示唆に富むものでした。
 まず、嬉しいことは、毎日の基本的な生活習慣や規範意識、そして、地域を大切にする郷土愛については非常に高かったことです。これは、ご家庭で子ども達に時に優しく時に厳しく愛情をもって、その成長を見守っておられることや、地域の皆さんに温かな見守りと声かけをしていただいていること、そして、学校・園での丁寧な指導の賜物と思っています。
 次に、気がかりなことは、学力の定着に課題が見受けられたことです。単純な問題はしっかり出来ても、応用問題になると答えづらいようです。これは、全国的な傾向ですが、子ども達がこれからの社会を生き抜くには、様々な場面で応用力が問われますので、是非、柔軟な発想力を身につけてもらいたいと思います。
 また、調査では、家庭学習の習慣が十分定着していないこともわかりました。「計画的な勉強や授業の予復習をすること」には課題を残しています。子ども達の日常に学習習慣を根付かせ、確かな学力を育むためにも、学校の授業と家庭の学習が両輪で取り組むことが大切です。これらが上手く噛み合えば、子ども達は「分かった!できた!」と自らの成長を実感し、学ぶことが好きになります。そうすることで、勉強もスポーツと同様に、教えてもらったことを自ら確かめ、自ら学習を進め伸びていきます。「好きこそものの上手なれ」です。
 そこで学校では、子ども達に「確かな学力」を育むため、予習・授業・復習のサイクルを確立すべく先生の研修を始め、集中力育成と脳の活性化をめざし徹底反復学習に新しく取組んでいます。ご家庭でも、「家庭学習が当然」になるにはどうすべきかを話し合い、その定着に向け子ども達を支えていただきたいと思います。
 わが町は次代に誇れるまちづくりをめざし、地域の協力も得て“教育でキラリと光るまちづくり”に取り組んでいます。私は、まちづくりの基本はひとづくりと考えます。子ども達に、誇りを持って故郷を引き継ぐため、毛利家の三矢の教えの如く「学校、家庭、地域」の3つが結束し大きな力にしたいと思います。



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